歯科医院経営の本質

スタッフ教育①スタッフに仕事の報酬の考え方を伝える

どのような職種であれ、誰にとっても最初に見えているのは「仕事の報酬は給料である」という世界です。
稼いだ給料で自分の好きな人生を送る。そうした考え方です。
しかし、もし私たちが仕事に真剣に取り組んでいるのならば、こうした世界では物足りなさを感じてくるようになっていきます。
仕事を一生懸命にやっていると、ひとりの職業人として成長していくのは当然ですが、実はそれだけでなく、ひとりの人間として成長していくことができるのです。
人間として成長すると、こころの世界が見えるようになってきます。
たとえば、顧客の気持ちや職場の仲間の気持ちが分かるようになってくるのです。
そして顧客の気持ちや仲間の気持ちが分かるようになると、
「うまく働くこと」ができるようになってくるのです。
なぜならば、「働く」とは、「傍(はた)」を「楽」にさせることだからです。
そばにいる顧客や仲間を楽にさせてあげることだからです。
そして、こうして、顧客や仲間を楽にして上げられると、顧客や仲間の喜び顔を見ることが出来ます。
そしてその喜ぶ顔を見ることによって、私たちは自分の成長を実感し、成長の喜びを味わうことができるのです。
もちろん歯科医院においてもそうです。歯科知識の向上やより高い専門性をもった技術習得も大切ですが、ひとりの人間として成長していくことが大切です。クライアントやスタッフが何を考え、どうすれば喜んでもらえるのか。それを考え、行動することが院長先生ご自身の成長ならびに歯科医院の組織力に繋がります。
このように、私たちが「人間としての成長」を遂げていくと、「こころの深い世界」が見えてくるようになります。
すなわち、仕事の報酬とは給料だけでなく、「人間としての成長」です。
そして、そのことによって、「上手く働くこと」ができるようになっていくのです。

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