歯科医院経営の本質

経営判断は院長先生が決断する

よく「経営者は反対意見に耳を傾けるべきだ」と言います。
経営者は従業員の意見に耳を傾ける必要がある、まして自分にとって耳が痛くなるような意見ほど真摯に耳を傾けなければならない、とよく言われます。
しかしながらこういう意見はキレイゴトに過ぎません。
経営者がいちいち従業員に意見を求め、反対意見を説得して回っていたら経営は出来ません。これは歯科医院においても同じです。
経営者(院長)は自分が正しいと思って実行したのであれば従業員(スタッフ)の反対意見に耳を傾けてはいけません。
そもそもスタッフは院長先生が行うことに対し、多少の不満は持つものです。
新しい仕事は特にそうです。「イヤだなぁ」「面倒だなぁ」と思わない人間のほうが少ないものです。
こういうスタッフは、その仕事の内容を詳しく知らないか、よほど仕事がやりたくないか、自己顕示をしたいかのいずれかです。
したがって院長先生が一度やろうと決めたことは誰が反対しても結局は実行すべきです。

最初の内はイヤイヤつき従うスタッフもいますから、院長先生は多少強引にでもスタッフの尻を叩き続けなければなりません。

その結果、決定事項がうまくいったならスタッフに大いに報いてあげるべきであり、うまくいかなかったのであれば自分の指導内容を見直すしかありません。

そもそも上司の意見を聞けない部下を採用したこと、そういう部下を説得できなかった自分に対し大いに反省しなければなりません。

歯科衛生士の採用や教育に関して悩みを抱える院長先生が多く散見されますが、経営目線で考えると院長先生がどう行動すべきか、解決への道が拓けてくるでしょう。

院長先生はあらゆることに責任をとらなければなりませんが、逆に責任をとれるからこそ、院長先生は経営において独断ができるのです。

その責任を他人に負わせてはいけません。

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